電機子チョッパ制御等の搭載等によって製造コストが非常に高く浮いてしまった201系の反省を踏まえた上で開発が進められ、1985年(昭和60年)に量産先行車が誕生、山手線にて営業運転を開始した。
本系列の特徴としては、国鉄としては初めて軽量ステンレス車体やボルスタレス式台車を採用したことや、本来211系向けに開発された界磁添加励磁制御を採用したことなどが挙げられる。なお、量産先行車40両とそれ以降の車両とでは側面窓枠の形状が異なっており、また国鉄時代に製造された車両と民営化後に製造された車両とでは側面ドア窓の大きさなどが異なっている(ただし、山手線向けに製造された車両についてはすべて小窓)など、製造時期によってちょっとした差異が見られる。
本系列は先述のとおり山手線や東海道・山陽緩行線、横浜線、埼京線など主要各線区に導入が進められたが、山手線はE231系500番台による置き換えが完了し地方へ転属、東海道・山陽緩行線は321系による置き換えが完了し全車が阪和線へ転属している。またここ近年で車両動向が激しく推移しているほか、一部の余剰になったサハは廃車されるなど、今後の動向が心配視される。
京葉線の205系は1990年(平成2年)の京葉線 東京〜蘇我間全線開業時にあわせて導入されたタイプと103系淘汰を目的に山手線や中央・総武緩行線から転属してきたタイプの2つに分かれるが、こちらは前者のタイプである。他線用の205系との識別点は前面形状の変更、ブレーキ装置の増強によって110km/h対応としたということなどが挙げられ、同系列の中でもきわめて異彩をはなっている存在である。
これらは主に01〜19運用(110km/h対応編成運用)に充当され、線内でもっともよく見かけるポピュラーな顔の1つである。また一部の列車は内房線および外房線への直通運用もあり、房総各線にわたって幅広い活躍をみせる。
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