京葉線情報局
     http://keiyoline.net/

京葉線とは? 2007.11.7 0:59 更新

京葉線の概要

東京〜蘇我間を結ぶ43.0kmに、市川塩浜〜西船橋間の5.9km(高谷支線)と西船橋〜南船橋間の5.4km(二俣支線)を含めた路線(ただし、『鉄道要覧』では西船橋〜蘇我間の22.4km、東京〜南船橋間の26.0km、市川塩浜〜西船橋間の5.9kmの路線とされている)で、並行する総武線、地下鉄東西線に次いで、これらの線区のバイパス的な意味合いを持つ重要な役割を果たす首都圏の通勤・通学路線を担っている。その一方では、沿線に日本最大のテーマパークである「東京ディズニーリゾート」や、大規模なショッピングモールの「ららぽーと」や、東京モーターショウなどのイベント時に会場として使用される機会の多い「幕張メッセ」や千葉ロッテマリーンズの本拠地である「千葉マリンスタジアム」など、多彩な観光地や商業施設などが多いことから、これらへのアクセスに用いられるといわれるように、実に2つの顔を併せ持った路線であるということがいえよう。

なお、1991年に「成田エクスプレス」運行開始に伴って線路容量が不足した総武快速線・横須賀線からの直通列車の補完を行うために、同線からの直通列車も朝夕を中心に設定されていることも特筆できる。この房総方面へ直通する列車は内房線の上総湊や外房線の勝浦や東金線の成東まで乗り入れる列車があり、また房総方面への特急列車もこの路線を経由していることから、房総方面への重要なアクセス路線としても位置づけられる。

京葉線の歴史

  • 1971.6.19
    当初、川崎市塩浜〜品川埠頭〜西船橋〜蘇我間を結ぶ、約105kmに及ぶ臨海貨物線として計画される。
    それに先駆けて西船橋〜蘇我間の敷設免許を取得、遅れること1974.3.20に品川埠頭〜西船橋間を取得する。

  • 1975.5.10
    千葉貨物ターミナル〜蘇我間が貨物線として開業する。
    都川信号場(千葉みなと〜蘇我の間に見られる線路跡がそれ)〜蘇我間は川崎製鉄専用線を借用し、運行を開始する。
    (1986.1.21に借用運転が解消され、現在使われている路線へと移行すると同時に、都川信号所を廃止する)

  • 1978.9
    京葉線沿線が東京湾ウォーターフロント計画区域となり、同年に西船橋〜蘇我間、1983.7に品川埠頭〜西船橋間の旅客輸送が当初の計画に加えられた。

  • 1986.3.3
    西船橋〜南船橋〜(千葉貨物ターミナル)〜千葉みなと間が旅客線として開業する。
    当時は西船橋を拠点としており、京浜東北線から転入してきた103系が充当されていた。
    また、利用者が少なかったせいか、日中は4両編成や6両編成の旅客列車しか走っておらず、ましてや千葉みなと〜蘇我間は非旅客線のままで、主に回送列車などのための区間であった模様である。

    ちなみに、千葉みなとは開業当初「千葉港(読み方同じ)」と称されていた。

  • 1988.12.1
    新木場〜南船橋間と市川塩浜〜西船橋間が延伸開業し、千葉みなと〜蘇我間の旅客営業を開始する。これにより拠点が新木場へ移ることになる。新木場手前のクロスレール、場内信号機や上り線の蘇我寄りに出発信号機が残っているのはその名残である。

    なお、この頃から武蔵野線と現行同様「片乗り入れ」という形で直通運転を開始する。また、この武蔵野線直通列車は葛西臨海公園を通過するダイヤが組まれていた。

  • 1990.3.10


    ▲全線開業時に新製導入された205系

    東京〜新木場間が延伸開業し、全線開業となる。現在日常的に使用されている東京駅地下ホームは成田新幹線構想時に建設済みであった基盤を使用、残る東京〜潮見間の地下トンネルは新規に建設された模様である。
    開業当初のダイヤは以前の緩行運転主体のダイヤに変わって、快速列車主体のダイヤが組まれ、平日朝夕のラッシュ時には通勤快速も誕生するようになる。また、休日の快速列車は「マリンドリーム」(武蔵野線直通列車は「むさしのドリーム」)という愛称がつけられ、後述する2002.12.1のダイヤ改正までこのような状態が長らく続いたようである。

    これにあわせて、110km/h対応の205系(ケヨ1〜12編成)が新製導入される。

  • 1991.3.16
    この日のダイヤ改正より海浜幕張に快速列車が停車するようになる。

  • 1993.12.1
    この日のダイヤ改正より休日にも新木場に快速列車が停車するようになる。

  • 2000.3.31
    稲毛海岸〜千葉みなと間に存在した千葉貨物ターミナルが廃止される。
    これ以降の千葉県の貨物輸送は京葉臨海鉄道に集約されることとなる。

  • 2000.8.27


    ▲総武・中央緩行線より転属の201系

    この頃より、総武・中央緩行線E231系および209系500番台導入によって余剰となった201系が塗装変更および転属整備等を受けて京葉電車区へ転属、営業入りする。

  • 2000.12.2
    この日のダイヤ改正より、平日のデータイム時(10〜17時頃)に限り千葉みなとに快速列車が停車するようになる。

    また、稲毛海岸〜千葉みなと間に新港信号所を新設。この頃より、貨物列車が京葉線内に乗り入れるようになる。
    従来の南流山〜(常磐線経由)〜金町〜(新金線経由)〜新小岩操車場〜(総武線・外房線経由)〜蘇我間で迂回していたルートに変わって新設されたもので、これにより千葉貨物駅発着の貨物列車の所要時間が大幅に短縮されることとなった。
  • 2002.3.15


    ▲転属組の205系

    この頃より、山手線および総武・中央緩行線E231系導入によって余剰となったいわゆる”普通顔”の205系がお目見えする。これらは京葉線全通時からのいわゆる”生え抜き編成”のような前面形状変更はなされず、帯色変更や転属整備(制御機器更新、誤通過防止装置取付)等を受けるだけで、単に簡易的な改造を施した上で転入してきた。

  • 2002.12.1
    京葉線開業以来初めての白紙ダイヤ改正を行う。
    主な内容として、休日の快速列車のマリンドリーム(京葉線系統)とむさしのドリーム(武蔵野線系統)を廃止し、停車駅の統一化を図ろうとした点、南船橋と千葉みなとに京葉快速が終日停車するようになった点などが挙げられるが、これとは反面に海浜幕張で折り返す列車を大幅に増やし、同駅以東の列車を利用状況を反映させた上で削減させた。その結果として海浜幕張〜蘇我間はデータイム毎時4本のみと、以前のダイヤと比較するとおよそ半分に近い大減便となった。

  • 2004.10.16
    この日のダイヤ改正により、通勤快速が新木場に停車するようになる。

  • 2005.12.10
    この日のダイヤ改正により、誉田行の快速列車が新たに設置されるようになる。

    なお、このダイヤ改正までに武蔵野線系統のものを含めた京葉車セ所属の103系のすべてが淘汰され、各地から寄せ集められた201系・205系に統一される。また、同系列に装備される行先表示幕が新しいものへと交換された。

  • 2006.3.18


    ▲京葉線の将来を担うホープ・E331系

    この日のダイヤ改正により、既存の69運用に変わって95運用が誕生する。
    なお、この95運用のスジは元・69運用のものを踏襲していた模様である。

  • 2007.3.18
    1年間もの長期的な試運転を行ってきたE331系の量産先行車であるケヨAK1編成が休日95運用 694Y列車より営業運転を開始。当面の間は土休日限定で運行される見通しである。

    なお、先述の2005.12.10のダイヤ改正で誕生した誉田行の快速列車が消滅、わずか1年と4ヶ月の短命に終わる。

京葉線の停車駅の変遷

  • 1990.3.10〜(全線開業当初)

    駅名

    各駅停車

    京葉快速
    (平日)

    マリンドリーム
    (土休日)

    武蔵野線直通

    通勤快速

    房総特急

    (平日)

    (土休日)

    東京

    八丁堀

    越中島

    潮見

    新木場

    葛西臨海公園

    ※1

    ※1

    舞浜

    新浦安

    市川塩浜

    二俣新町

    南船橋

    新習志野

    海浜幕張

     

    検見川浜

     

    稲毛海岸

     

    千葉みなと

     

    蘇我

     

  • 1991.3.16〜(快速停車駅に海浜幕張追加)

    駅名

    各駅停車

    京葉快速
    (平日)

    マリンドリーム
    (土休日)

    武蔵野線直通

    通勤快速

    房総特急

    (平日)

    (土休日)

    東京

    八丁堀

    越中島

    潮見

    新木場

    葛西臨海公園

    ※1

    ※1

    舞浜

    新浦安

    市川塩浜

    二俣新町

    南船橋

    新習志野

    海浜幕張

     

    検見川浜

     

    稲毛海岸

     

    千葉みなと

     

    蘇我

     

  • 1993.12.1〜(土休日快速停車駅に新木場追加)

    駅名

    各駅停車

    京葉快速
    (平日)

    マリンドリーム
    (土休日)

    武蔵野線直通

    通勤快速

    房総特急

    (平日)

    (土休日)

    東京

    八丁堀

    越中島

    潮見

    新木場

    葛西臨海公園

    ※1

    ※1

    舞浜

    新浦安

    市川塩浜

    二俣新町

    南船橋

    新習志野

    海浜幕張

     

    検見川浜

     

    稲毛海岸

     

    千葉みなと

     

    蘇我

     

  • 2000.12.2〜(平日一部時間帯に千葉みなとに快速停車)

    駅名

    各駅停車

    京葉快速
    (平日)

    マリンドリーム
    (土休日)

    武蔵野線直通

    通勤快速

    房総特急

    (平日)

    (土休日)

    東京

    八丁堀

    越中島

    潮見

    新木場

    葛西臨海公園

    ※1

    ※1

    舞浜

    新浦安

    市川塩浜

    二俣新町

    南船橋

    新習志野

    海浜幕張

     

    検見川浜

     

    稲毛海岸

     

    千葉みなと

    ※1

     

    蘇我

     

  • 2002.12.1〜(平日・土休日の停車駅統一化 快速停車駅に南船橋、千葉みなと追加等)

    駅名

    各駅停車

    京葉快速

    武蔵野線直通

    通勤快速

    房総特急

    東京

    八丁堀

    越中島

    潮見

    新木場

    葛西臨海公園

    ※2

    舞浜

    新浦安

    市川塩浜

    二俣新町

    南船橋

    新習志野

    海浜幕張

    ※3

    検見川浜

     

    稲毛海岸

     

    千葉みなと

     

    蘇我

     

  • 2004.10.16〜(通勤快速停車駅に新木場追加)

    駅名

    各駅停車

    京葉快速

    武蔵野線直通

    通勤快速

    房総特急

    東京

    八丁堀

    越中島

    潮見

    新木場

    葛西臨海公園

    ※2

    舞浜

    新浦安

    市川塩浜

    二俣新町

    南船橋

    新習志野

    海浜幕張

    ※3

    検見川浜

     

    稲毛海岸

     

    千葉みなと

     

    蘇我

     


表の見かた

●・・・停車
↓・・・通過
=・・・経由しない
※1・・・10〜18時頃の間停車
※2・・・土休日のみ停車
※3・・・一部列車停車

留意事項
  • 武蔵野線直通列車は東京・南船橋・新習志野・海浜幕張〜西船橋〜東所沢・府中本町間で運行。

  • 朝夕のラッシュ時は京葉快速の一部と通勤快速は内房線、外房線に直通。


Copyright © 2006- イワ